Mother Line
A5を超えた価値の創造
「マザーライン」が提示する和牛の真髄
コンセプト Concept
格付け(A5)から「価値」の時代へ。
霜降り偏重の評価にとどまらず、消費者が真に求める「健康」「倫理」「圧倒的な食味」を追求します。そして経産牛の再定義—技術と時間によって、深い旨味と物語性を備えたプレミアム和牛へと昇華させます。
権威 Authority
松阪牛をはじめとする国内有数の産地へ素牛を供給してきた、業界上流の「マザーチャンピオン」としての地位。名だたる牧場を顧客に持ち、どの牛が次世代のブランドを形づくるかを見極める、卓越した目利きと選畜眼。
多くの名牛を生み出してきた母牛だからこそ持ちうる、圧倒的な背景とストーリー性——「ブランド牛の母」という物語が、ここにあります。

技術 Craft
抗生剤に頼らない、緻密な飼養管理。
一般に、粗飼料を減らして濃厚飼料比率を高めることはアシドーシスのリスクを高めるとされます。しかし、粗飼料は多ければ良いというものではなく、稲ワラの飽食はかえって濃厚飼料の食い込みを鈍らせ、歩留まり低下を招くと考えてきました。
濃厚飼料:粗飼料=およそ9:1を目安に、粗飼料を人の管理下で適正化。稲ワラを濃厚飼料に対し約10%程度に抑えたところ、濃厚飼料の食いつきが良くなり、肉質の向上につながりました。「ワラで中和する」という発想だけに依存せず、牛の状態を見ながら最適解を追求します。
薬剤に過度に頼らず、牛本来の健やかさを引き出す。使用するのは胃腸薬程度にとどめ、「年間治療ゼロ」を目指すクリーンな体制を志向しています。美しいサシと食味は、この仕上げ技術の結実です。
戦略 Strategy
「不健康な肥育」への批判が高まる世界市場において、健康重視・低ストレスの飼養手法は、日本の和牛が進むべき一つの方向性を示しています。断面の美しさで視覚を惹きつける訴求力がここにあります。
日本の畜産文化を守り、持続可能な和牛の未来をともに育てる選択です。