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協議会についてAbout the Council

設立の背景 Background

本協議会は、宮崎県内の畜産農家の所得向上、販路拡大、情報共有、ならびに地域畜産の持続的発展を目的として設立します。

近年、子牛価格の頭打ち、枝肉価格の伸び悩み、飼料費・資材費・燃料費の高騰などにより、畜産経営を取り巻く環境は一層厳しさを増しています。生産者は高い技術と努力によって優れた和牛を育てているにもかかわらず、その価値が必ずしも十分に価格へ反映されているとは言い難い状況にあります。

このままでは、増頭や経営継承、新規就農がさらに困難となり、地域畜産の将来に大きな影響を及ぼすことが懸念されます。本協議会は、こうした現状を打開するための一つの選択肢として、和牛輸出および新たな販路開拓の可能性を検討します。

設立にあたって Founder's Message

(仮)写真
発起人 / Founder
ASAI YUJI

この数年、私は海外市場を歩き、多くのバイヤー・高級ホテル・トップシェフと直接話してきました。そこで知ったのは、日本の高級和牛ブランドの価値が、海外の価格競争のなかで少しずつ崩れ始めているという現実です。

生産者は命を預かり、血統を守り、長い年月をかけて最高品質を作っています。にもかかわらず、その価値が正しく世界に伝わっていない。私はそこに強い危機感を覚えました。

努力する生産者が正しく評価され、若い人が「畜産をやりたい」と憧れる産業へ。これが協議会を立ち上げる理由です。

九州和牛輸出協議会 発起人 浅井 裕詞

※ 掲載文はメッセージを要約・整文した原稿です。氏名表記・内容は確認後に確定します。

会長メッセージ Chairperson's Message

会長 綿谷健太
会長・獣医師 / Chairperson, DVM
Kenta Watatani

今月、子牛価格もとうとう頭打ちになってきました。枝肉価格も上がらず、世界情勢の混乱から経費だけが膨らんでいます。みんな素晴らしいお肉を作っているのに、国内の需要がそれに見合っていない——現場には、そんな閉塞感があります。

そんな中で、輸出は一つの打開策になり得ます。ただし「ジャパニーズA5ワギュー」とひとくくりに輸出するのではなく、もっと海外の消費者と日本の生産者を直接結びつける輸出が理想だと考えています。獣医師として牛の健康と品質に向き合ってきた立場から、その実現を支えていきます。

九州和牛輸出協議会 会長 綿谷 健太(獣医師)

※ 掲載文はメッセージを要約・整文した原稿です。お名前の読み・表記は確認後に確定します。

目的 Purpose

本協議会は、和牛輸出を目的そのものとするのではなく、地域畜産を次の世代へつなぐための手段の一つとして位置づけます。農家の所得向上、経営の持続性、後継者や新規就農者が希望を持てる環境づくりを目指し、九州の畜産が国内外で正当に評価される仕組みを構築していきます。

支援内容 Our Support

01

海外販路開拓

Overseas market development

輸出先となる市場・バイヤーとの関係構築を進めます。

02

和牛輸出に関する情報共有

Information sharing on exports

制度・価格・需要動向などの情報を会員間で共有します。

03

海外市場調査

Overseas market research

各国の需要や規制を調査し、戦略づくりに活かします。

04

輸出に関する勉強会・研修

Study sessions & training

輸出実務やブランディングを学ぶ機会を提供します。

05

生産者ネットワーク構築

Building a producer network

生産者同士が情報と力を合わせられる場をつくります。

06

公的補助金活用による輸出拡大支援

Export support via public subsidies

補助金等を活用し、輸出拡大の取り組みを後押しします。

輸出のあり方 Our Approach to Export

単に「和牛」として一括りに海外へ販売するのではなく、誰が・どこで・どのような考えで育てた牛なのかを伝え、生産現場と海外需要をより直接的に結びつける輸出を目指します。

輸出は肥育農家だけの課題ではありません。繁殖農家にとっても、経産肥育や地域内での生産体制づくりを通じて、海外需要に応える可能性があります。肥育農家、繁殖農家、輸出事業者、バイヤー、農協、行政、関係機関が率直に意見を交わし、地域全体に利益が還元される仕組みを検討します。

対象ScopeA5和牛 / 経産牛 / 冷凍精肉 / 部位肉輸出
特徴Approach一頭全体の価値最大化による生産者収益向上モデルMaximizing the value of the whole animal
方向性Direction生産現場と海外の消費者・料理人・バイヤーを直接結ぶ、「伝える」輸出。
※ 内容は協議用のです。

運営方針(透明性・公平性) Governance

本協議会は、特定企業または特定個人の利益のみを目的とするものではありません。設立および運営にあたり、企業や関係者からの支援を受ける場合であっても、協議会の主体はあくまで農家と地域畜産です。

協議会の名称、活動、会員情報、農家の信用が、特定企業の営業活動や利益追求のためだけに利用されることがないよう、透明性と公平性を重視して運営します。

資格制度(構築予定) Certification

和牛の価値を支えるのは「人」です。当協議会では、和牛の育て方・見極め方などに関する民間資格制度の構築を予定しています。技術と目利きを次世代へ受け継ぎ、生産者・関係者の専門性を可視化することで、産業全体の底上げを目指します。

※ 資格制度は構築予定(仮)です。制度設計は今後検討します。

概要 Overview

名称Name九州和牛輸出協議会(Kyushu Wagyu Export Council)
設立Established準備中(仮)/ In preparation
会長Chairperson綿谷 健太(獣医師)/ Kenta Watatani, DVM
事務局Secretariat〒880-0806 宮崎県宮崎市広島1丁目13番10号 畜産会館3F
対象地域Region九州全域